VoiceOfUTokyo 東大の声

民主左翼同盟(DLUT)中央執行委員会が発行する革命的・進歩的学生の機関誌

ニュースblog東大の声VOUT創設の宣言

2017年12月14日を以て、晴れて我々は、東大学内において活動するメディアにして、学内政治的結社の機関誌として、「東大の声VOUT」を創設する。

運営方針

新たな学内メディアとして

 我々は、今まで東大学内になかったような、新たなメディアとして活動することを目指す。すなわち、社会正義のため、そして、我々の結社の政策を宣伝・周知という観点を持って、学内外の諸事象について取り上げていくメディアである。既存の学内メディアは、おそらくある程度の「中立性」を掲げているものと思うが、我々は、「中立性」を掲げることは一切しない。あくまで、党派性を持って、学内外の、東大や、東大生の人生に関わりのある話題を取り上げていく。とはいえ、本blogの主張は、党派性、思想信条の垣根を超えて見てほしいものであり、我々が最も望むことは、学生の間で議論が生まれ、学生が主体的な存在となることである。

 学生は、学び、そして研究する存在である。学生の生徒との違いは、何と言っても、自己決定を行う学問的存在であるべきということである。自らの手で、責任を持って将来を作り上げてゆくのだ。他者があなたを導くのでも、あなたの代わりに何かをしてくれるのでもないのだ。

 さて、文章が粗雑になってしまったかもしれないが、我々はまず、東大の学生と学外者の関係に関わるある問題を取り急ぎ取り上げなければならないと考えている。そのため、創設を急ぐこととなった。雑文をお許し願いたい。

 

機関紙として

 我々は、学内政治結社の機関紙として活動する。名前はまだない。というと驚かれるかもしれないが、まだ結社としての基盤が確立したわけではなく、まだまだ未熟ではあるが、それでも、喫緊の学内外の不正義に対し声を上げようという意思により、まず、機関紙から立ち上げることとした。我々の理論構築は今後の運動を通じ構築してゆくこととなる。

 以降、我々の組織の名前が決まるまでは、仮に「党」または「我が党」ということにする。我が党の基本理念は以下の通りである。

・東大において学生の自治活動をより活発なものとする

・東大内外における学問の自由への危機を打開する

・封建的風潮の残滓を学内外で粉砕する

・見境なき産業資本活動に対してのカウンターパートたる

全体主義を粉砕する

・弱者への迫害を止めていく

・全ての人間が、人権ある人間として生きられる社会を目指す

ということとなる。正式な組織の規約等を制定した際には記事として報じる。

 我が党は、既存の党派とは関係を有さない。賛同できる主張には賛同し、賛同できない主張には賛同しない。また、特定の学生自治団体の「掌握」を一切企図せず、あくまで党として関係を持つことはしない。我が党は、言論こそを最重要と考え、言論を通じ、平和的に活動することを基本とする。だが、党を破壊せんとする目論見は、決して成功しないだろう。

 あくまで、多様な言論の存在を可能とする環境を擁護し、そのもとで有意義な討論が行われることで、社会が正義に近づくことが最も望ましいことである。

メンバー・協力者募集

 まだ組織としての基盤が確立されていないという現状もあるが、今後随時メンバーや協力者を募集する。この機関紙の活動は、メンバーが書きたいように記事を書き、Web上(slackなどを利用する)で編集会議等を行い、記事とするという流れで実施する方針だ。メンバーは、原則として学内者の中から党で審査して決定する。とはいえ、ある程度幅のある人材構成を目指す。

 制作チームに入ることなく、記事を寄稿する方も歓迎する。

 この機関紙の制作メンバーの活動は、基本各人ができることを、各人の持てるもので、自由に行うというものである。メンバーの募集に関しては、今後随時お知らせする。

最後に

まだ駆け出しに過ぎないblogではあるが、今後ともどうかよろしくお願いします。

 

(文責:編集チーム O)